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ブランズウィック霊廟


 ブランズウィック霊廟(フランス語:Monument Brunswick、英語:Brunswick Monument)は、スイス西部のジュネーブにあるアルプ公園(Jardin des Alpes)に 1879年に建立された、ブラウンシュヴァイク公カール2世(Charles II, Duke of Brunswick 、1804年生~1873年没)の生涯を記念する霊廟です。彼は自身の名を冠した記念碑を建立することを条件に、その財産をジュネーブ市に遺贈しました。その際、記念碑の様式として、イタリアのヴェローナにあるスカリジェロ家の墓(スカリジェロ廟)の模倣とすることを指定していました。なお、1879年に開場したジュネーブ大劇場も、この遺産を用いて建設されたものです。
 1871年3月5日に作成された遺言の中で、カールはジュネーブ市に全財産を遺贈するにあたり、一つの条件を設けました。それは、ジュネーブ市内の「目立つ、かつ威厳ある場所」に自身の霊廟を建設すること、その霊廟には父フリードリヒ・ヴィルヘルムと祖父カール・ヴィルヘルム・フェルディナントの像を配すること、そして14世紀のヴェローナにあるスカリジェロ家の墓(特にカンシニョリオ・デッラ・スカラの墓)の様式を模倣すること、というものです。これを受けて、スイスの建築家ジャン・フラネルの設計案が採用されました。モン・ブラン通り沿いに位置するこの記念碑は、白大理石を用いた 3層構造となっており、公の横たわる姿を刻んだ石棺を覆うように六角形の天蓋が設けられています。張り出した角の部分には、彫刻家たちによって制作されたヴェルフ家(グウェルフ家)の著名な先祖6人の大理石像が配置され、尖塔の頂上には当初、フランスの彫刻家オーギュスト・カインによる公ヴィルヘルムの騎馬像が設置されていました。記念碑は長さ 65メートル、幅25メートルの基壇の上に建っており、同じくカインが制作した大理石製のキメラやライオンの像によって守られています。
 記念碑は 1879年10月14日に除幕されましましたが、地震による損傷のため、1883年には騎馬像が隣接する台座へと移設され、1890年には尖塔の頂部が王冠を戴く形に作り直されました。公の遺産総額は 2,400万スイス・フランに上り、そのうち 200万フランが記念碑の建設に充てられ、残りの資金は大劇場をはじめとする数多くの公共建築物の建設に使用されました。
 
ブランズウィック霊廟 イメージ
ブランズウィック霊廟
 
ブランズウィック霊廟地図(Map of Brunswick Monument, Geneva, Switzerland)
ブランズウィック霊廟地図
地図サイズ:640ピクセル X 480ピクセル
 
ブランズウィック霊廟地図(Google Map)
 

 
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