ラトビア：ヴェンツピルス - 旅行のとも、ZenTech

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ヴェンツピルス地図

　ヴェンツピルス（ベンツピルス、ラトビア語：Ventspils、ロシア語：Вентспилс、ドイツ語：Windau、ポーランド語：Windawa、英語：Ventspils）は、ラトビア西部のバルト海沿岸にある都市です。このヴェンツピルスは、バルト海に流れ込むヴェンタ川（Venta River）の河口に位置する港町（不凍港）で、中世にはハンザ同盟の商業都市として繁栄しました。10世紀頃には集落が形成されており、13世紀後半にヴェンタ川沿いにリヴォニア騎士団の城が築かれたことにより都市の基礎ができました。「ヴェンツピルス」という都市名は「ヴェンタの城」という意味です。その後、貿易や造船で発展し、不凍港という強みもある、現在でもロシアからの原油や鉱物資源の輸出港となっています。ヴェンツピルスの人口は 33,372人（2021年現在、2017年1月1日時点の人口 38,447人）、ラトビア国内では 6番目に人口の多い街です。面積 57.97平方キロメートル、標高 10メートル、北緯 57度23分26秒東経 21度34分24秒です。

　ヴェンツピルスの観光名所としては、ヴェンツピルス城（Ventspils Castle、リヴォニア騎士団城址、現在は博物館）、市庁舎広場、聖ニコライ教会（Ventspils Evangelical Lutheran Church）、旧市庁舎（現在はクプフェルナムス・ホテル）、文学博物館（International House of Writers and Translators）、工芸館（Craft house）、「海の門（ユーラス・バールティ）」劇場（Jūras vārti Theater）、海辺の野外博物館（Seaside Open-Air Museum）などがあります。

　ヴェンツピルスのホテルとしては、ヴィエスハウススピチテ、ヴェルゼスハウス、OC ヴェンツピルス、スヴィラ 10、ヴィラレオナルド、ライビエロッジ、マルベッラレジデンス、ヴィエスマハバルティカ、クプフェルハウス、40 サウレス、ヴェンツピルスアパートメンツ、マルタスハウス、ヴェカイスパストス、ザリエアボリシ, ヴィエスハウス、ジルカリ, ゲストハウス、ゲストハウスインマルベッラ、SIA ストラドニエクヴィエスニカ、アンニナス, ヴィエスハウス、ヴェジシエムスホテルなどがあります。

ラトビアにおけるヴェンツピルスの場所が判る地図

地図サイズ：560ピクセル X 380ピクセル

　ヴェンツピルスへの交通アクセスは、飛行機ではヴェンツピルス国際空港（Ventspils International Airport、リガへの季節便のみ就航）、ヴェンツピルス港（国際フェリー就航）があります。
　ラトビアの首都リガからヴェンツピルスまで車で 2時間25分（北西へ道なりで 190km、バスで 3時間）、トゥクムスから車で 1時間35分（北西へ道なりで 125km）、タルシから車で 1時間5分（西北西へ道なりで 79km）、クルディーガから車で 45分（北西へ道なりで 57㎞、バスで 1時間）、リエパーヤから車で 1時間30分（北北東へ道なりで 120㎞、バスで 2時間から3時間）です。

ヴェンツピルス地図（Map of Ventspils, Latvia）

ヴェンツピルスの交通機関と観光名所およびホテル

ヴェンツピルスの交通機関

1. ヴェンツピルス・バスターミナル / Ventspils Autoosta：所在地 Kuldīgas iela 5, Ventspils, LV-3601 ラトビア

2. ヴェンツピルス・フェリーターミナル / Ventspils Pasažieru osta：ヴェンタ川にある河川港、サンクトペテルブルク（ロシア）、ニュネスハムン（スウェーデン）、リューベック（ドイツ）へのフェリーがあります。所在地 Plosta iela 5, Ventspils, LV-3601 ラトビア

3. ヴェンツピルス国際空港 / Ventspils International Airport：ラトビアに3つある国際空港の一つ、ただし定期便無し、空港からヴェンツピルス市街中心部まで車で7分（北東へ道なりで4㎞）、地図外左下

ヴェンツピルスの観光名所

4. ヴェンツピルス観光案内所 / Ventspils turisma informacijas centrs：フェリーターミナルの西側の建物、所在地 Dārzu iela 6, Ventspils, LV-3601 ラトビア

5. 聖ニコライ教会（福音ルーテル教会） / Ventspils Evaņģēliski luteriskā baznīca：ヴェンツピルスの中心広場である市庁舎広場の東面にあります。また広場の西面には「文学博物館（tarptautiskā rakstnieku un tulkotāju māja）」

6. 工芸館 / Amatu māja：所在地 Skolas iela 3, Ventspils, LV-3601 ラトビア

7. 遊覧船乗り場 / Ekskursiju kuģītis "Hercogs Jēkabs"

8. 船見の噴水 / Fountain Ship Observer

9. ヴェンツピルス城（リヴォニア騎士団城址） / Ventspils pils (Livonijas ordeņa pils)：13世紀後半にリヴォニア騎士団によって築かれた城が起源、現在の姿になったのは17世紀頃です。中庭のある正方形の館が、修道院タイプの特徴です。19世紀中頃に監獄に使用され、ソ連時代は兵舎としても使われていました。現在は、ヴェンツピルスとクールランド公国の歴史を紹介する博物館となっています。

10. ヴェンツピルス創造の家（カルチャースクール） / Ventspils Jaunrades nams：プラネタリウムがあります。所在地 Maiznieku iela 11, Ventspils, LV-3601 ラトビア

11. 「海の門（ユーラス・バールティ）」劇場 / Jūras vārti, teātra nams：所在地 Karlīnes iela 40, Ventspils, LV-3601 ラトビア

12. 海辺の野外博物館 / Piejūras brīvdabas muzejs：19世紀から20世紀初頭のクルゼメの漁師の家、風車、ボート、漁具を展示している屋外の博物館、かつて北部クルゼメで運行されていた狭軌鉄道の蒸気機関車が動態保存され、夏場に運転（5月から9月に1日5往復、月曜と火曜日休み）されています。所在地 Riņķa 2, Ventspils, LV-3601 ラトビア、ヴェンツピルス中心部（市庁舎広場）から野外博物館まで車で7分（南西へ道なりで2.6㎞）

ヴェンツピルスのホテル

13. ズィンタユーラ・ホテル / Dzintarjūra Hotel：3つ星ホテル

14. クプフェルナムス・ホテル / Kupfernams：旧市庁舎の建物を転用したホテル

15. クロスタリス・ホテル / Klosteris

16. ライビエ・ロジ・ホテル / Raibie Logi Hotel

17. オリンピック・センター・ホテル / Hotel of Olimpic centre：2つ星ホテル

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