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バガン遺跡 マヌーハ寺院


 マヌーハ寺院(Manuha Temple)は、バガン遺跡近くにあるミンカバ村(Myinkaba)にある仏教寺院で、現存する碑文によれば、パガンのアノーヤター王(King Anawratha、1014年生〜1077年没、治世 1044年〜1077年)に攻められ捕虜となってこの地で過ごしたモン族(タトォン国 = 現在の低地ビルマとタイの一部を支配した国で南インドやスリランカとの交易で栄えた仏教徒の国)の王であったマヌーハ王(Manuha、治世 1030年代〜1057年、タトォン国最後の国王)が1067年に建立したとされています。バガンでも最も古い寺院のひとつです。このマヌーハ寺院の構造は、長方形の2階建てとなっています。寺院自体はさほど美しくありませんが、堂内の空間いっぱいに作られた仏像が印象的です。3体の座像と1体の涅槃仏があります。なお、この寺院のすぐ南西にはマヌーハ王の住居を寺院に転用したとされるナンパヤー寺院があります。
 
マヌーハ寺院(写真:2004年9月14日撮影)
バガン遺跡 マヌーハ寺院
 

 
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