リプリーズ水族館カナダ(リプリーズ・アクアリウム・オブ・カナダ、英語:Ripley's Aquarium of Canada)は、カナダのオンタリオ州トロントにある水族館です。同館は、リプリー・エンターテインメントが所有・運営する3つの水族館のうちの一つで、ダウンタウン・トロント、CNタワーの南東に位置しています。館内では、世界各地の海洋および淡水の環境が再現されており、その総水量は 570万リットル(125万ガロン)に及びます。展示されている生物は、450種以上、2万匹(個体)を超える多種多様な海洋生物や淡水生物にのぼります。
リプリーズ水族館カナダ イメージ
リプリーズ水族館カナダ 歴史
「リプリーズ・アクアリウム(Ripley's Aquarium)」は当初、2007年頃にオンタリオ州ナイアガラ・フォールズの「グレート・ウルフ・ロッジ(Great Wolf Lodge)」の隣接地へ建設される計画でしたが、その計画は頓挫し、最終的にトロントへ建設地が変更されました。同施設の建設は 2011年8月に開始され、最終的な総工費は約 1億3000万カナダドルに達しました。そして2013年10月、一般公開が開始されました。
このプロジェクトは、3つのレベルの政府機関による官民連携事業として進められました。連邦政府の公社である「カナダ・ランズ・カンパニー(Canada Lands Company)」は、フロント・ストリートと水族館、CNタワー、ロジャース・センターを結ぶ「ジョン・ストリート・コリドー(John Street Corridor)」の整備のために 1000万カナダドルを拠出しました。また、オンタリオ州政府は 1100万カナダドルを拠出し、トロント市は開業後 12年間にわたり、総額800万~1200万カナダドル相当の固定資産税優遇措置を講じました。
リプリーズ・アクアリウムは、「TARA(Toronto Aquarium Resistance)」や「MAD(Marineland Animal Defence)」といった動物解放を掲げる団体から抗議の対象とされています。これらの団体は、動物を飼育・展示することは動物虐待と同義であると主張しており、同施設前で定期的に抗議活動やデモを行っています。
ダウンタウン・トロント リプリーズ水族館カナダ地図(Map of Ripley's Aquarium of Canada, Downtown Toronto, Toronto, Ontario, Canada)
「ギャラリー(The Gallery)」は「母なる自然の美術館(Mother Nature's Art Gallery)」とも呼ばれ、世界中の繊細で美しい水中生物を紹介しています。ハナミノカサゴ、デンキウナギ、タツノオトシゴの仲間(ラインド・シーホース)、テッポウウオなどが展示されており、海水水槽6つと淡水水槽3つで構成されています。