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エレファンティネ島地図


 エレファンティネ(英語:Elephantine Island、エジプト・アラビア語:جزيرة الفنتين (Jazirat alfantin)、古代エジプト語:𓍋𓃀𓅱𓃰(ꜣbw)、ギリシャ語:Ἐλεφαντίνη(Elephantíne)、コプト語:(Ⲉ)ⲓⲏⲃ((e)iēb))は、ナイル川にある島で、上エジプト(エジプト南東部)のアスワン市の一部を形成しています。エレファンティネ島の考古学的発掘現場は、1979年に他の上エジプト建築物とともに、「アブ・シンベルからフィラエまでのヌビア遺跡群(Nubian Monuments from Abu Simbel to Philae)」の一部として世界遺産に登録されました(ただしエレファンティネ島はヌビアではなく、アブ・シンベルとフィラエの間でもありません、アスワン市街の東を流れるナイル川の中島です)。
 島はナイル川第一瀑布の直ぐ下流に位置しています。古代エジプトの南の国境に相当する場所です。エレファンティネ島という地名の由来には幾つかの説があり、古代において象牙の取引場所であったとか、島の形が象の牙に似ているなどがあります。ナイル川西岸の小高い丘にから島全体を眺めることができ、まあ似ていないこともない(下流側の島の先端が尖っています)といった感じです。このエレファンティネ島は、南北の長さが約1200メートル、東西の幅が最も広い場所で約400メートルほどの大きさです。
 エレファンティネ島は発掘調査を通じて研究されてきました。古代エジプト時代のエレファンティネ島での生活様式を研究するため、アラム語のパピルス(Papyrus、カミガヤツリ(パピルス草)の地上茎から作られた古代エジプトで使用された文字の筆記媒体(パピルス紙))とオストラカ(Ostracon、文字が刻まれた陶器や石灰岩のかけら)が収集されました。エレファンティネ島の三位一体と、島に定着したユダヤ人の存在に関する研究も行われてきました。エレファンティネ・パピルスとオストラカのアラム語文書に関する標準的な参考文献集は、「古代エジプトのアラム語文書教科書(Textbook of Aramaic Documents from Ancient Egypt)」です。
 
エレファンティネ島 イメージ(アスワン博物館)
エレファンティネ島
 
エレファンティネ島地図(Map of Elephantine Island, Aswan, Aswan Governorate, Egypt)
 
エレファンティネ島の交通機関と観光名所およびホテル
 

 
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