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フライ・ベントス
フライ・ベントス(スペイン語:Fray Bentos, Uruguay)は、ウルグアイ東方共和国 南西部、アルゼンチン とウルグアイの国境に位置するリオ・ネグロ県の県都(県庁所在地)となっている都市で、アルゼンチンのグアレグアイチュ市(Gualeguaychú)に近接しています。ウルグアイ川に面するフライ・ベントスの港は、ウルグアイで最も重要な港の一つです。フライ・ベントス市には、ウルグアイ工科大学の最初のキャンパスがあり、歴史的にも重要な世界遺産のアングロ工業団地も隣接しています。しかし、この港は、世界的に有名なフライ・ベントス・パイの名前の由来となったことで特に有名です。かつての肉缶詰工場群の跡地は、2015年に「フライ・ベントスの産業と結びつく文化的景観 」の名称でユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。
フライ・ベントス市とリベルタドール・ヘネラル・サン・マルティン橋の近くには、世界最大級のパルプ工場の一つがあり、21世紀におけるウルグアイとアルゼンチン間の最大の政治紛争(ウルグアイ川パルプ工場事件、ウルグアイがウルグアイ川沿いにパルプ工場建設を許可したため、アルゼンチンが河川汚染を懸念し建設中止を求めたことにより、両国間で政治紛争となり、最終的に国際司法裁判所に提起され、判決は工場建設差し止めは不当とされ、最終的には 2010年に川での活動の共同調整が確立され紛争終結)の中心地です。
この都市はアルゼンチンとの国境に近く、ブエノスアイレス の真北約 160キロメートル(99マイル)、ウルグアイの首都モンテビデオ の北西約 309キロメートル(192マイル)に位置しています。
フライ・ベントス イメージ(ミゲル・ヤング劇場)
フライ・ベントスには、かつて数千人が働いていたリービッヒ・エキス・オブ・ミート社の食肉加工工場跡地に産業革命博物館があります。工場閉鎖を機に、当時の機械やフライ・ベントスにおける技術革命の社会的・文化的遺産を展示する博物館が設立されました。博物館には、食肉および食肉エキス加工に使用された機械、建物、1893年製のメリーウェザー製揚水機、缶詰工場一式、食肉を調理した工場、実験室などが展示されています。
また、この街で生まれた芸術家ルイス・アルベルト・ソラーリの博物館もあります。
ミゲル・ヤング劇場(Teatro Miguel Young)は文化的なランドマークです。
ウルグアイにおけるフライ・ベントスの場所が判る地図(Map of Fray Bentos, Uruguay)
地図サイズ:400ピクセル X 440ピクセル
フライ・ベントスにはヴィラ・インデペンデンシア空港(Villa Independencia Airport)がありますが、小規模空港であり、定期便は就航していません。
ウルグアイの首都モンテビデオ からフライ・ベントスまで車で 4時間10分(北西へ道なりで 310km)、メルセデス から車で 30分(北西へ道なりで 32km)です。フライ・ベントスからパイサンドゥー から車で 1時間45分(北北東へ道なりで 125km)、アルゼンチンのグアレグアイチュまで車で 1時間(北西へ道なりで 47km)です。
フライ・ベントス地図(Google Map)
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