ソルテア(サルタイラー、ソリテア、英語:Saltaire, West Yorkshire)は、イギリスのイングランド地方ヨークシャー・アンド・ザ・ハンバー地域にあるウェスト・ヨークシャー州シップリー近郊に位置するビクトリア朝様式の村落です。エア川、鉄道、リーズ・リバプール運河の間に位置しています。19世紀の産業革命の時代、1851年~1871年にかけてに地元の企業家タイタス・ソルトによって造られた計画都市、ソルト所有の毛織物工場の労働者が住むための住居・教会・学校を造られ全体をヴィクトリア朝様式でまとめた街並みが残されています。労働者たちがブラッドフォードのスラム街よりも良い環境で暮らせるように配慮されていました。1986年に操業を停止した後、アートギャラリー、レストラン、テクノロジー企業の本社などを備えた多機能施設へと生まれ変わりました。ソルテアの街全体が、ユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されています。ヨーロッパ産業遺産街道にも含まれています。
最寄りの都市はブラッドフォードで、ブラッドフォードからソルテアまでは車で約15分(3.3マイル、5.3km)、鉄道で行くことも可能です。