マレーシア：アンパン・ジャヤ

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アンパン・ジャヤ地図

　アンパン・ジャヤ（通称：アンパン、英語：Ampang Jaya）は、マレーシア・マレー半島西海岸のスランゴール州東部のフル・ランガッ郡とゴンバッ郡に跨る都市、ムキム、そして議会選挙区です。クアラルンプール連邦直轄領の東側境界線のすぐ外側に位置しています。アンパン・ジャヤの人口は 781,089人（2020年現在、2010年時点では人口 126,285人）、北緯 3度09分00秒東経 101度46分12秒です。
　アンパン・ジャヤは、町の正式名称でもあるアンパン・ジャヤ市議会（Ampang Jaya Municipal Council = MPAJ）によって統治されています。
　クアラルンプールの東に位置するアンパン・ジャヤは、面積 143.5平方キロメートル（55.4平方マイル）で、アンパン、パンダン、ゴンバックの各選挙区を管轄しています。南はパンダン・インダからアンパン市街、フル・クラン、メラワティを通り、北はクラン・ゲート・ダムに接しています。時計回りで、アンパン・ジャヤは東と南はフル・ランガット地区の残りの地域、西はクアラルンプール連邦直轄領、北はゴンバック地区と接し、北東はベントン（パハン州）と短い境界線で接しています。

アンパン・ジャヤイメージ（アンパン・ジャヤ市街）

　クアラルンプールは 1857年、スンゲイ・ルンプール（現在のゴンバック川）とクラン川の合流地点に建設されました。クラン川には、現在クアラルンプール・ジャメ・モスクが建っています。錫採掘のために中国人が到着する以前、クアラルンプールは数軒の商店と家があるだけの小さな村落でした。クランにおけるスルタンの代表でもあるラジャ・アブドゥラーとルクート王国のラジャ・ジュマートは、1857年にルクートから 87人の中国人鉱夫を派遣し、アンパンに錫鉱山を開削させました。これがクアラルンプールの発展の始まりです。アンパンは、クラン渓谷で最も早く錫採掘が行われた地域の一つです。「アンパン」という地名は、ダムを意味するマレー語「empangan（またはampangan）」の古い綴りに由来し、鉱山労働者のダムにちなんで名付けられました。アンパンとクアラルンプールを結ぶ道路が建設され、現在のジャラン・アンパンとなりました。
　植民地支配から 1974年2月まで、アンパン地区はセランゴール州のクアラルンプール大都市圏の一部です。1974年2月1日にクアラルンプール連邦直轄領が成立すると、アンパン地区は 2つに分割されました。連邦直轄領内の西部はアンパン・ヒリルとなり、東部はセランゴール州に残り、フル・ランガット（カジャン）地区の一部となりました。
　1950年代のマラヤ非常事態の真っ只中、イギリスはアンパン・ニュー・ビレッジを設立しました。ここはクラン渓谷で最大の中国人居住地の一つとなりました。アンパン・ニュービレッジにある安邦南天宮（カウ・オン・ヤ・ラム・ティアン・キオン寺院）は、毎年旧暦9月の 9月下旬から 10月上旬にかけて行われる九皇大帝の祭りで有名です。

1992年7月1日、ゴンバック地区議会（Majlis Daerah Gombak）とフル・ランガット地区議会（Majlis Daerah Hulu Langat）は、それぞれウル・クラン地区とアンパン地区を割譲し、アンパン・ジャヤ市議会が設立されました。
1993年12月11日、アンパン・ジャヤの管轄区域内にあったハイランド・タワーズの一部が崩壊しました。
1996年12月16日、マレーシア初の地下鉄路線であるLRTアンパン線が開通しました。

　アンパン・ジャヤの観光名所としては、ブキット・アンパン（アンパンの丘、Bukit Ampang）、ネガラ・マレーシア動物園（Zoo Negara Malaysia）、タマン・ワンサ・ウケイ展望台（Lookout Point Taman Wangsa Ukay）、ブキット・タバー・イースト・トレイルヘッド（Bukit Tabur East Trailhead）、ブキット・ケンバーラ（Bukit Kembara (Trailhead)）、ブキット・サーガ・バイア・タマン・サーガ（Bukit Saga via taman saga）などがあります。

　アンパン・ジャヤのホテルは、ホテルパームイン, アンパンポイント、ホテルシーズ @ アンパン、MLH デザイナーデュプレクススイーツ @ エコチェラス、サムズファンシーホームステイ、レジャーホームステイ、アイシリッチホームステイ @ アンパンクアラルンプール、デパルマホテルアンパン、ルママタエアーズ@エコチェラス、ダマイ 88 バイモカ、アンパンインホテル、1709 セコンドホームステイ、ニューウェーブホテルアンパン、ザタウンハウスバイサマディ、RG ヘリテージブティック、MYHA ホームステイ、イージーホテル @ アンパン、アプレイスデファインハピネスインクアラルンプール、エレメントクアラルンプールバイウェスティン、ジャランアンパンゲストハウス、ホテルグランドパレスアンパン、ソージャーンゲストハウスなどがあります。

マレーシアにおけるアンパン・ジャヤの場所が判る地図

地図サイズ：560ピクセル X 340ピクセル

　アンパン・ジャヤへの交通アクセスは、鉄道ではラピドKLアンパン線アンパン駅があります。マレーシアの首都クアラルンプールからアンパン・ジャヤまで車で 16分（東へ道なりで 12km）、プトラジャヤから車で 38分（北北東へ道なりで 37km）です。

スランゴール州におけるアンパン・ジャヤの場所が判る地図

地図サイズ：380ピクセル X 460ピクセル

マレー半島におけるアンパン・ジャヤの場所が判る地図

地図サイズ：440ピクセル X 440ピクセル

アンパン・ジャヤ地図（Map of Ampang Jaya, Selangor, Malaysia）

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