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バルセロナ
グエル邸
グエル邸(カタルーニャ語:Palau Güell、スペイン語:Palacio Güell、英語:Güell Palace)は、スペインのカタルーニャ州バルセロナのエル・ラバル地区、ノウ・デ・ラ・ランブラ通りに位置しています。建築家アントニ・ガウディが実業家エウゼビ・グエルのために設計し、1886年から 1888年にかけて建設された邸宅です。スペインのカタルーニャ地方バルセロユネスコの世界遺産「アントニ・ガウディの作品群」の構成要素の一つに登録されています。
この邸宅は、上流階級の客をもてなすための広間を中心に構成されています。客は馬車で正面の鉄製門をくぐって邸内に入りました。この門は放物線状のアーチを描き、海藻や一部には馬の鞭を思わせる複雑な鍛鉄細工が施されていました。ガウディは 2つの門の間にフェニックス(不死鳥)のブロンズ像を配置しました。この伝説上の動物は、当時のカタルーニャ社会が経験していた経済的・文化的な復興の象徴とされています。馬車を引く馬などはスロープを通って地下の厩舎(使用人の居住区でもありました)へと連れて行かれ、一方、客は階段を上って接客用の広間へと向かいました。広間の装飾豊かな壁や天井には、高い位置に小さな覗き窓が隠されていました。これにより、邸宅の主人は上階から客の様子をうかがい、服装を整える必要がある場合など、客と対面する前に「こっそりと様子を確認」することができました。
メインの広間は天井が高く、その上部近くには小さな穴が開けられていました。夜間にはそこから外側に向けてランタンが吊るされ、まるで星空のような演出がなされていました。
2004年、改修工事のため一般公開が全面的に停止されました。建設当初に使われた石材の一部が脆く、経年劣化によるひび割れが生じ、建物内部に構造上の問題を引き起こしていたためです。修復作業は 2011年4月に完了し、現在は全面的に公開されています。
この建物は、ミケランジェロ・アントニオーニ監督の映画「さすらいの二人」(原題:*The Passenger*)において、ジャック・ニコルソンとマリア・シュナイダーが初めて出会う場面の舞台として使用されました。
グエル邸 イメージ
グエル邸地図(Map of Güell Palace, Barcelona, Catalonia, Spain)
地図サイズ:640ピクセル X 620ピクセル
グエル邸地図(Google Map)
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