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ワット・チェディ・ルアン


 ワット・チェディ・ルアン(北タイ語(チェンマイ語):ᩅᩢ᩠ᨯᩮᨧᨯᩦ᩠ᨿ᩺ᩉ᩠ᩅᩖᨩᩅᩴᩬᩁᩅᩥᩉᩣ᩠ᩁ 、タイ語:วัดเจดีย์หลวง、英語:Wat Chedi Luang、直訳すると「大きな仏塔の寺」という意味)は、タイ北部のチェンマイの歴史的中心部(旧市街)にある仏教寺院で、城壁や堀に囲まれたチェンマイ旧市街に位置しています。現在の寺院の敷地は、もともとワット・チェディ・ルアン、ワット・ホー・タム(Wat Ho Tham)、ワット・スックミン(Wat Sukmin)の3つの寺院から構成されていました。
 
ワット・チェディ・ルアン地図(Map of Wat Chedi Luang, Old Town, Chiang Mai City, Chiang Mai Province, Thailand)
ワット・チェディ・ルアン地図
地図サイズ:640ピクセル X 480ピクセル
 

ワット・チェディ・ルアン 歴史

 この寺院の建設は 14世紀、セーンムアンマー(Saenmueangma、ラーンナー王朝7代目の王、在位:1385年(もしくは1400年)~1401年)が父の遺骨をこの地に納めることを計画したことに始まります。10年間にわたって建設が進められたものの未完成のままとなり、その後、王の死を受けて未亡人が建設を引き継ぎました。構造上の安定性に問題があったためか、完成したのは 15世紀半ば、ティローカラート王の治世下のことです。当時の高さは 82メートル、基部の直径は 54メートルあり、ラーンナー王国において最大の建造物でした。1468年には、東側の壁龕(へきがん)に「エメラルド仏」が安置されました。1545年、地震によって建造物の上部 30メートルが崩壊し、その直後の 1551年には、エメラルド仏がルアンパバーンへと移されました。
 1990年代初頭、ユネスコと日本政府の資金援助により、このチェーディー(仏塔)の再建が行われました。しかし、新たに追加された要素がラーンナー様式ではなく中央タイ様式であるとの指摘もあり、その仕上がりについては議論を呼んでいます。1995年のチェーディー建立 600周年を記念して、黒翡翠(くろひすい)で作られたエメラルド仏の複製が、再建された東側の壁龕に安置されました。この仏像は正式には「プラ・プット・チャルーム・シリラット(Phra Phut Chaloem Sirirat)」と名付けられていますが、一般には「プラ・ヨーク(Phra Yok)」の名で知られています。
 

ワット・チェディ・ルアン 伽藍

 寺院の境内には、チェンマイの「都市の柱(ラック・ムアン、Lak Mueang)」である「サオ・インタキン(Sao Inthakin)」が安置されています。この柱は 1800年にカウィラ王によって現在の場所へ移されましましたが、元々はワット・サドゥ・ムアンにありました。カウィラ王はまた、この場所に 3本の「樹脂の木(フタバガキ(resin tree))」を植えました。これらは、都市の柱が町を守るのを助けるものとされています。毎年5月には、この都市の柱を称える祭りが 6~8日間にわたって開催されます。
 寺院の入り口近くにあるウィハーン(礼拝堂)には、「プラ・チャオ・アッタロット」(タイ語:พระเจ้าอัฎฐารส、「18キュビットの仏像」の意)と呼ばれる仏像が安置されており、14世紀後半に鋳造されたものです。チェディ(仏塔)の反対側には、涅槃仏(横たわった仏像)を収めた別の堂宇があります。
 ワット・チェディ・ルアンでは、毎日「僧侶との対話(モンク・チャット、monk chat)」が行われています。観光客は僧侶(主に修行中の若い僧侶)と話をすることができ、仏教やタイに関するあらゆる質問をすることができます。
 
ワット・チェディ・ルアン イメージ
ワット・チェディ・ルアン
このイメージデータはWikipediaから写真を引用し改変したものです。
 
ワット・チェディ・ルアン地図(Google Map)
 

 
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