1988年に世界遺産(自然遺産)に登録されたクイーンズランドの湿潤熱帯地域(Wet Tropics of Queensland)は、オーストラリア大陸北東部のクイーンズランド沖のグレート・バリア・リーフに沿うように存在する南北に長い熱帯雨林地帯です。世界遺産に登録された総面積は 894,420ヘクタール(8,944km2)、細かな登録地を含めると700以上の場所で構成され、全体の15%が国立公園となっています。クイーンズランドの湿潤熱帯地域にある世界遺産に登録されている主要な国立公園としては、ディンツリー国立公園、ブラック・マウンテン国立公園、バロン渓谷国立公園、ウールーヌーラン国立公園、セダー・ベイ国立公園、カーテン・フィグ国立公園、クレーター・レイクス国立公園、タリー渓谷国立公園、ギリンガン国立公園、パルマ・レンジ国立公園などがあります。
クイーンズランドの湿潤熱帯地域地図(Map of Wet Tropics of Queensland, Queensland state, Australia)
世界遺産「クイーンズランドの湿潤熱帯地域」に登録されている主要な地域(国立公園)
ディンツリー国立公園 / Daintree National Park
ブラック・マウンテン国立公園 / Black Mountain (Kalkajaka) National Park