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オセアニア地図


 オセアニア(英語:Oceania)は、オーストラレーシア、メラネシア、ミクロネシア、ポリネシアを含む地理的地域です。東半球と西半球にまたがり、水半球の中心に位置するオセアニアは、2024年時点で陸地面積が約 900万平方キロメートル(350万平方マイル)で、人口が約 4,630万人と推定されています。オセアニアは陸地面積が最も小さい大陸で、南極に次いで人口が 2番目に少ない大陸です。
 オセアニアには、生活の質と人間開発指数で高い評価を得ているオーストラリアフランス領ポリネシアハワイニューカレドニアニュージーランドなどの高度に発達し、世界的に競争力のある金融市場から、キリバスパプアニューギニアツバルバヌアツ、西ニューギニア(インドネシア領)などの遥かに発展途上の経済まで、多様な経済が混在しています。オセアニアで最大かつ最も人口の多い国はオーストラリアで、最大の都市はシドニーです。インドネシアの西パプア(中部パプア州)にあるプンチャック・ジャヤ(Puncak Jaya)は、標高 4,884メートル(16,024フィート)でオセアニア最高峰であり六大陸以外の島における世界最高峰です。
 オーストラリア、ニューギニア、および東側の大きな島々に最初に定住した人々は、6万年以上前にこれらの地域に到達しました。オセアニアは、16世紀以降に初めてヨーロッパ人によって探検されました。1512年から 1526年の間に、ポルトガルの探検家がタニンバー諸島、カロリン諸島の一部、およびニューギニア西部に到達しました。スペインとオランダの探検家が続き、その後イギリスとフランスの探検家が続きました。18世紀の最初の航海で、後に高度に発達したハワイ諸島に到達したジェームズ・クック(James Cook、1728年10月27日生~1779年2月14日没、グレートブリテン王国の海軍士官、海洋探検家)は、タヒチ島に行き、初めてオーストラリアの東海岸をたどりました。その後の数世紀にヨーロッパの定住者が到着したことで、オセアニアの社会的および政治的状況は大きく変化しました。20世紀、太平洋戦域は、第一次世界大戦と第二次世界大戦中に大きな動きがありました。
 オーストラリアの先住民アボリジニの岩絵は、世界で最も長く継続して実践されている芸術的伝統です。オセアニア諸国のほとんどは議会制民主主義であり、観光業は太平洋島嶼国の大きな収入源となっています。
 
オセアニア地図(日本語表記)
オセアニア地図
 

オセアニア地理と自然(動植物)

 オセアニアを 4つの小地域に区分するモデルでは、その範囲は西はニューギニア島、北西は小笠原諸島、北東はハワイ諸島、東はイースター島およびサラ・イ・ゴメス島、南はマッコーリー島にまで及びます。アジアの周縁部に位置する台湾、琉球諸島、日本列島といった太平洋上の陸地や、アリューシャン列島、その他アラスカやカナダに属する島々は、オセアニアの定義から除外されるのが一般的です。その広がりを見ると、北半球では小笠原諸島の北緯 28度から、南半球ではマッコーリー島の南緯 55度に至るまで、広範囲にわたって島々が点在しています。
 オセアニアの島々は、大きく分けて大陸島、火山島(ハイ・アイランド)、サンゴ礁(環礁など)、そして隆起サンゴ礁台地の 4つのタイプに分類されます。火山島は火山活動によって形成されたもので、活火山を擁するものも少なくありません。その例として、ブーゲンビル島、ハワイ島、ソロモン諸島などが挙げられます。
 オセアニアは、地球上の主要な生態学的区分である8つの陸域生物地理区の一つに数えられます。これに関連する概念として、数万年前から人が居住してきたメラネシア西部の島嶼部を指す「ニア・オセアニア(近オセアニア)」と、より新しい時代に入植が進んだ「リモート・オセアニア(遠オセアニア)」という区分があります。オセアニアの島々の大半は南太平洋に位置していますが、太平洋以外の海域に属するものもあります。例えば、カンガルー島は南極海に、アシュモア・カルティエ諸島はインド洋に位置しており、タスマニア島の西岸は南極海に面しています。南太平洋のサンゴ礁は、海面下の玄武岩質溶岩流の上に形成された低平な構造物です。その最も壮大な例の一つが、オーストラリア北東岸沖に連なるサンゴ礁群「グレート・バリア・リーフ」で​​す。サンゴによって形成されるもう一つのタイプが隆起サンゴ礁台地であり、これは通常、低平なサンゴ島よりもわずかに大きな規模を持ちます。その例としては、バナバ島(旧オーシャン島)や、フランス領ポリネシアのトゥアモトゥ諸島にあるマカテア島などが挙げられます。赤道の北、日付変更線の西に位置するミクロネシアには、北西のマリアナ諸島、中央のカロリン諸島、西のマーシャル諸島、そして南東のキリバスの島々が含まれます。
 南西に位置するメラネシアには、グリーンランドに次いで世界で 2番目に大きく、太平洋の島々の中では圧倒的な広さを誇るニューギニア島が含まれます。北から南へ順に、その他の主要なメラネシアの諸島・諸国として、ビスマルク諸島、ソロモン諸島、サンタ・クルーズ諸島、バヌアツ、フィジー、ニューカレドニアが挙げられます。
 北のハワイから南のニュージーランドにまで広がるポリネシアには、西側のツバル、トケラウ、サモア、トンガ、ケルマデック諸島、中央のクック諸島、ソシエテ諸島、オーストラル諸島、そして東側のマルキーズ諸島、トゥアモトゥ諸島、マンガレヴァ諸島、イースター島なども含まれます。
 オーストララシアは、オーストラリア、ニュージーランド、および太平洋上の近隣の島々で構成されています。インドと同様に、オーストララシアの大部分はインド・オーストラリアプレート上に位置しており、同プレートの南部を占めています。西はインド洋、南は南極海に面しています。
 オセアニアの大部分を構成する太平洋プレートは、太平洋の底に位置する海洋プレートです。面積は 1億300万平方キロメートル(4,000万平方マイル)に及び、最大のプレートとなっています。このプレートの内部には、ハワイ諸島を形成するホットスポットが存在します。その構成はほぼ全面的に海洋地殻です。プレートテクトニクスのサイクルによって消滅しつつある部分のうち、最も古いものは前期白亜紀(1億4500万~1億3700万年前)に形成されたものです。
 オーストラリアは 4500万~4000万年前にインド・オーストラリアプレートの一部となりましましたが、現在は再び分離する過程にあり、オセアニアにはオーストラリアプレートが関与しています。同大陸は地球上で最も標高が低く、平坦で、かつ最も古い陸塊であり、地質学的に比較的安定した歴史を歩んできました。山脈の隆起やプレート同士の衝突といった地質学的変動は、主にゴンドワナ大陸の一部であった初期の歴史において発生しました。オーストラリアはプレートの内部に位置しているため、中規模の地震が時折発生するものの、現在活発な火山活動は見られません(ただし、南東部の一部の火山は過去1万年以内に噴火しています)。
 ニュージーランドの地質は、オーストラリアプレートと太平洋プレートの境界に位置していることから、火山活動、地震、地熱地帯が多いことで知られています。ニュージーランドの基盤岩の多くは、かつて南アメリカ、アフリカ、マダガスカル、インド、南極大陸、オーストラリアと共に超大陸ゴンドワナの一部を成していました。現在ジーランディア大陸を構成している岩石は、かつて東オーストラリアと西南極の間に位置していました。
 ゴンドワナ大陸の一部であったオーストラリア・ニュージーランドの陸塊は、白亜紀後期(9500万~9000万年前)にゴンドワナの他の部分から分離しました。7500万年前までには、ジーランディアはオーストラリアや南極大陸から実質的に分離していましましたが、北部のオーストラリアとの間は浅い海で隔てられていた可能性があります。その後、タスマン海およびジーランディアの一部がオーストラリアと一体化してオーストラリアプレートを形成し(4000万年前)、オーストラリアプレートと太平洋プレートの間に新たなプレート境界が生まれました。太平洋の島々の多くは、イースター島、アメリカ領サモア、フィジーなどに見られるような「高島(火山島)」であり、海岸から急峻に立ち上がる標高 1,300メートル級の山々を擁しています。ハワイ諸島北西部の島々は、北方の天皇海山列や南方のハワイ諸島主要部を形成したのと同じ火山ホットスポット上で、約 700万年から 3000万年前に楯状火山として形成されました。ハワイで最も高い山であるマウナ・ケア山は、平均海面からの高さが 4,205メートル(13,796フィート)あります。
 オセアニアにおいて環境の多様性に富む国はオーストラリアであり、北東部には熱帯雨林、南東部・南西部・東部には山脈、そして中央部には砂漠が広がっています。「アウトバック」として広く知られる砂漠や半乾燥地帯が、国土の圧倒的な部分を占めています。海岸と山脈の間には沿岸高地やブリガロー(アカシアの一種)の草原地帯が位置し、グレートディヴァイディング山脈(大分水嶺山脈)の内陸側には広大な草原が広がっています。東海岸の最北端は、熱帯雨林に覆われたヨーク岬半島です。
 オーストラリアの植物相の顕著な特徴は、乾燥や火災への適応であり、その例として硬葉(スクレロモルフィ―)や種子の遅延放出(セロティニー)などが挙げられます。こうした適応は、ヤマモガシ科(バンクシア属)、フトモモ科(ユーカリ属)、マメ科(アカシア属/ワトル)といった、大規模でよく知られた科の植物に共通して見られます。フィジー、ソロモン諸島、バヌアツ、ニューカレドニアの植物相は熱帯季節林(熱帯乾燥林)が主体であり、ヤシ類、*Premna protrusa*、*Psydrax odorata*、*Gyrocarpus americanus*、*Derris trifoliata*(デリス・トリフォリアタ)などの熱帯植物が見られます。
 ニュージーランドの景観は、南西部のフィヨルドのような入り江から、最北部の熱帯的なビーチに至るまで多岐にわたります。南島はサザンアルプス山脈がその大部分を占めています。南島には、標高 3,000メートル(9,800フィート)を超える山が 18座存在します。標高 2,900メートルを超える山々はすべて、南島の背骨をなすサザンアルプス山脈に位置しており、その最高峰は標高 3,754メートル(12,316フィート)のアオラキ/マウント・クックです。地震は頻繁に発生しますが、通常はそれほど激しいものではなく、その数は年間平均3,000回に上ります。ニュージーランドには、国内の多様な微気候に適応した多種多様な在来樹木が生育しています。
 ハワイでは、固有植物であるブリガミア(*Brighamia*)属の植物について、本来の受粉媒介者が絶滅したと推定されるため、現在では人の手による受粉が必要となっています。ブリガミア属の 2種(*B. rockii* および *B. insignis*)は、野生下では合わせて約 120株しか確認されていません。これらの植物に確実に種子をつけさせるため、生物学者たちは高さ 910メートル(3,000フィート)の断崖をロープで降下し、その柱頭に花粉を塗布する作業を行っています。
 オセアニアにおける原生林の面積は、1990年から 2000年の間には年間 17,000ヘクタール、2000年から 2015年の間には年間 25,600ヘクタール、そして2015年から 2025年の間には年間 20,200ヘクタール減少しました。
 その名の通り太平洋地域に生息するパシフィック・キングフィッシャー(Pacific kingfisher)をはじめ、太平洋諸島にはアカシリヒヨドリ(Red-vented bulbul)、ポリネシアムクドリ(Polynesian starling)、ハイイロオオタカ(Brown goshawk)、パシフィックツバメ(Pacific Swallow)、アカミツスイ(Cardinal myzomela)などが生息しています。ピトケアン島で繁殖する鳥類には、シロアジサシ(fairy tern)、クロアジサシ(common noddy)、アカオネッタイチョウ(red-tailed tropicbird)などがいます。ピトケアン島の固有種であるピトケアンヨシキリ(Pitcairn reed warbler)は、2008年に絶滅危惧種のリストに加えられました。
 ハワイ固有の鳥類にはハワイガラス(Hawaiian crow)がいますが、同種は 2002年以降、野生下では絶滅しています。ミナミオオガシラ(brown tree snake)は、オーストラリアの北部・東部沿岸、パプアニューギニア、グアム、ソロモン諸島を原産地としています。オーストラリア、ニューギニア、およびその周辺の島々には、フウチョウ類(birds of paradise)、ミツスイ類(honeyeaters)、オーストラリアキバシリ(Australasian treecreeper)、オーストラリアヒタキ類(Australasian robin)、カワセミ類(kingfishers)、モズガラス類(butcherbirds)、ニワシドリ類(bowerbirds)などが生息しています。
 オーストラリアの動物相の際立った特徴は、在来の有胎盤類が比較的少なく、有袋類(カンガルー類、ポッサム類、フクロネコ類など、育児嚢で子を育てる哺乳類のグループ)が優勢であることです。オーストラリアのスズメ目(鳴禽類や止まり木に留まる鳥類とも呼ばれる)には、ミソサザイ類(wrens)、カササギフエガラス類(magpie group)、トゲハシムシクイ類(thornbills)、カラス類(corvids)、ホシムシクイ類(pardalotes)、コトドリ類(lyrebirds)などが含まれます。同国でよく見られる鳥類には、カササギフエガラス(Australian magpie)、オーストラリアガラス(Australian raven)、フエガラス(pied currawong)、カンムリバト(crested pigeons)、ワライカワセミ(laughing kookaburra)などがいます。コアラ、エミュー、カモノハシ、カンガルーはオーストラリアの国獣(または国を代表する動物)であり、タスマニアデビルも同国でよく知られた動物の一つです。ゴアナ(goanna)は、オーストラリア本土原産の肉食性トカゲです。
 ニュージーランドの鳥類は、多数の固有種を含む独自の鳥類相へと進化しました。島嶼群であるニュージーランドでは多様な鳥類が進化・定着しており、1770年代にジェームズ・クック船長が到着した際には、その鳥のさえずりが耳をつんざくほどであったと記録されています。その顔ぶれには、世界で唯一「飛べない」「夜行性」「レック(求愛場)で繁殖する」という特異な生態を持つカカポのような種もいれば、近隣地域の種と類似したものも多く含まれています。ニュージーランドを代表する著名で特徴的な鳥類としては、キーウィ、ケア、タカヘ、カカポ、モフア、トゥイ、ベルバードなどが挙げられます。また、ムカシトカゲ(トゥアタラ)は、ニュージーランド固有の注目すべき爬虫類です。
 オーストラリア、ニュージーランド、ニューギニア、ワラセア、および太平洋の島々を合わせると、世界のオウム類の 42%が生息しています。これには「近絶滅種(Critically Endangered)」に分類されるオウム類の半数が含まれており、その多くはこの地域固有の種です。
 
オセアニアの国々、リンク先には各国の地図があります。
国名(日本語) 国名(英語) 首都 最大都市
オーストラリア Australia キャンベラ シドニー
ニュージーランド New Zealand ウェリントン オークランド
ウェーク島(アメリカ合衆国領) Wake Island --- ---
ウォリス・フツナ(フランス領) Wallis and Futuna ウォリス島マタウトゥ ---
北マリアナ諸島(アメリカ合衆国自治領) Northern Mariana Islands サイパン島ススペ サイパン島ガラパン
キリバス Kiribati タラワ(タラワ環礁) タラワ
キングマン・リーフ(アメリカ合衆国領) Kingman Reef --- ---
グアム(グアム島、アメリカ合衆国の準州) Guam ハガニア タモン
クック諸島(ニュージーランド領) Cook Islands 南クック諸島ラロトンガ島アバルア アバルア
サモア(サモア独立国) Samoa ウポル島アピア アピア
アメリカ領サモア(東サモア) Territory of American Samoa トゥトゥイラ島パゴパゴ パゴパゴ
ジャーヴィス島(アメリカ合衆国領) Jarvis Island --- ---
ジョンストン環礁(アメリカ合衆国領) Johnston Atoll --- ---
ソロモン諸島 Solomon Islands ガダルカナル島ホニアラ ホニアラ
チャタム諸島(ニュージーランド領) Chatham Islands --- ワイタンギ
ツバル Tuvalu フナフティ環礁フォンガファレ島
バイアク
フナフティ
トケラウ(旧名 ユニオン諸島、
ニュージーランド領)
Tokelau --- ヌクノノ島
トンガ Tonga トンガタプ島ヌクアロファ ヌクアロファ
ナウル Nauru ナウル島ヤレン地区 ナウル島デニゴムドゥ地区
ニウエ(ニウエ島、ニュージーランド領) Niue アロフィ ハクプ
ニューカレドニア(フランス領) New Caledonia ヌメア ヌメア
ノーフォーク島(オーストラリア領) Norfolk Island キングストン キングストン
ハウランド島(アメリカ合衆国領) Howland Island --- ---
バヌアツ Vanuatu エファテ島ポートビラ ポートビラ
パプアニューギニア Papua New Guinea ポートモレスビー
パラオ Palau バベルダオブ島マルキョク コロール島コロール
パルミラ環礁(アメリカ領) Palmyra Atoll --- ---
ピトケアン諸島(イギリス領) Pitcairn Islands ピトケアン島アダムスタウン アダムスタウン
フィジー Fiji フィジー諸島ビティレブ島スバ スバ
フランス領ポリネシア French Polynesia タヒチ島パペーテ パペーテ
ベーカー島(アメリカ合衆国領) Baker Island --- ---
マーシャル諸島 Marshall Islands マジュロ環礁デラップ地区 マジュロ
ミクロネシア連邦 Federated States of Micronesia カロリン諸島ポンペイ島パリキール チューク諸島(旧名 トラック諸島)
 ウェノ島ウェノ
ミッドウェー島
(ミッドウェー環礁、アメリカ領)
Midway Atoll --- ---
 

オセアニア観光

 観光客の多くは日本、英国、米国から訪れます。フィジーは現在、年間約 50万人の観光客を集めており、そのうち 4分の 1以上がオーストラリアからの旅行者です。観光業は 1995年以来、フィジー経済に 10億ドル以上の貢献をしてきましましたが、観光産業内部に存在する「見えない経済(統計に表れない経済活動)」の影響により、フィジー政府はこれらの数値を過小評価している可能性があります。
 バヌアツは、南太平洋地域のサンゴ礁を探索したいと願うスキューバダイバーにとって、最高の休暇先の一つとして広く認識されています。観光業の振興には、バヌアツがいくつかのリアリティ番組の撮影地となったことも一役買っています。リアリティ番組シリーズ「サバイバー(Survivor)」のシーズン9はバヌアツで撮影され、「サバイバー:バヌアツ(Survivor:Vanuatu – Islands of Fire)」と題されました。その 2年後には、オーストラリア版の「セレブリティ・サバイバー(Celebrity Survivor)」も、米国版と同じ場所で撮影が行われました。
 オーストラリアにおいて観光業は、同国経済の重要な構成要素となっています。2014/15年度には、観光業はオーストラリアのGDPの 3%を占め、475億豪ドルを経済にもたらしました。2015年の訪問者数は 740万人に上りました。オーストラリアの人気観光地としては、シドニー・ハーバー(シドニー・オペラハウス、シドニー・ハーバー・ブリッジ、王立植物園など)、ゴールドコースト(ワーナー・ブラザーズ・ムービー・ワールド、ドリームワールド、シーワールドなどのテーマパーク)、タスマニアのウォールズ・オブ・エルサレム国立公園およびマウント・フィールド国立公園、メルボルンの王立展示館、クイーンズランド州のグレート・バリア・リーフ、ビクトリア州の「12使徒(The Twelve Apostles)」、ウルル(エアーズロック)、そしてオーストラリアのアウトバック(内陸部)などが挙げられます。
 ニュージーランドの観光業は、2013年時点で同国のGDPの 4%にあたる73億ニュージーランドドルを創出し、11万800人分(フルタイム換算)の雇用(同国の労働力の約 6%)を直接支えています。外国人観光客による支出は、同国の輸出収入の 16%(約 100億ニュージーランドドル)を占めました。国内外の観光業を合わせると、毎年240億ニュージーランドドルが同国経済にもたらされています。同国の公式観光局である「ツーリズム・ニュージーランド(Tourism New Zealand)」は、世界に向けて同国を観光地として積極的に宣伝しています。南島のミルフォード・サウンドは、ニュージーランドで最も有名な観光地として高く評価されています。
 州政府のデータによると、2003年だけでもハワイ諸島を訪れた観光客は 640万人を超え、その支出額は 106億ドル以上に達しました。年間を通じて気候が温暖であるため、一年を通して観光客が訪れています。2011年にはハワイへの訪問者数が増加し、特にカナダ、オーストラリア、中国からの外国人観光客数は、2010年比でそれぞれ13%、24%、21%増加しました。
 

 
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