ボリーバル県（スペイン語：Departamento de Bolívar、英語：Department of Bolívar）は、コロンビア共和国の県です。コロンビア合衆国憲法の制定当初の 9州の一つにちなんで名付けられました。コロンビア北部に位置し、マグダレナ川河口近くのカリブ海沿岸カルタヘナから南北に広がり、川沿いに南下してアンティオキア県との県境に達します。西側にはスクレ県とコルドバ県、北と東側にはアトランティコ県（県境の大部分はディケ運河によって形成されています）があります。マグダレナ川を東に渡るとマグダレナ県があります。県旗（横方向の3段線、上段が黄色、中段が緑色、下段が赤色）はリトアニアの国旗に似ています。
県都はカルタヘナ・デ・インディアス（Cartagena de Indias）です。その他の主要都市には、マガンゲ（Magangué）、エル・カルメン・デ・ボリバル（El Carmen de Bolívar）、トゥルバコ（Turbaco）、アルホナ（Arjona）、サンタ・クルス・デ・モンポス（Santa Cruz de Mompox）などがあります。
ボリーバル県には 2つの世界遺産（いずれも文化遺産）があり、「カルタヘナの港、要塞、歴史的建造物群」と「サンタ・クルス・デ・モンポス歴史地区」です。
今日のマリア・ラ・バハ（Maria La Baja）、シンセリン（Sincerín）、エル・ビソ（El Viso）、マハテス（Mahates）、ロティネット（Rotinet）の村々では、発掘調査により、初期のプエルト・オルミガ（Puerto Hormiga）集落に直接関連するマロカ型の建物の遺跡が発見されています。
コロンビアにおけるボリーバル県の場所が判る地図（Map of Department of Bolívar, Colombia）
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