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オールドデリー ラール・キラー


 ラール・キラー(ヒンドゥー語:Lal Qila、英語:Red Fort(レッド・フォート、赤い城))は、インドデリー首都圏オールドデリー北東部にあるムガル帝国の歴史的な城塞で、ムガル帝国皇帝の主要な居城として機能していました。シャー・ジャハーン皇帝(Shah Jahan、1592年1月5日生~1666年1月22日没、ムガル帝国の第5代君主、在位:1628年~1658年)は、ムガル帝国の首都をアグラからデリーに移すことを決定した後、1639年5月12日にレッド・フォートの建設を命じました。当初は赤と白で装飾されていたこの城塞の設計は、タージ・マハルを設計したウスタード・アフマド・ラホーリによるものとされています。レッド・フォートは、シャー・ジャハーン治世下におけるムガル建築の最高峰であり、ペルシャ宮殿の影響とインド固有の建築様式が融合しています。
 1739年、ナーディル・シャー(Nadir Shah、1688年11月22日生~1747年7月19日没、イラン(ペルシャ)のアフシャール朝の初代君主(シャー)、在位:1736年~1747年)によるムガル帝国侵攻の際に、この砦は略奪され、美術品や宝石が奪われました。1857年のインド大反乱後、砦の大理石建造物のほとんどはイギリス軍によって破壊されました。ただし砦の防御壁はほぼ無傷で、その後、要塞は駐屯地として使用されました。
 1947年8月15日、インドの初代首相ジャワハルラール・ネルーは、ラホール門にインド国旗を掲揚しました。毎年8月15日に祝われるインドの独立記念日には、首相は歴史的な砦の正門にインド国旗を掲揚し、城壁から全国に向けて演説を行いました。
 このラール・キラーは、「赤い城の建造物群(Red Fort Complex、レッド・フォート・コンプレックス)」の一部として、2007年にユネスコ世界遺産(文化遺産)に登録されました。
 
オールドデリー ラール・キラー 写真
ラール・キラー
 
オールドデリー ラール・キラー地図(Map of Red Fort, Old Delhi, National Capital Territory of Delhi, India)
オールドデリー ラール・キラー地図
地図サイズ:560ピクセル X 500ピクセル
 
ラール・キラーへの最寄り交通機関は、オールドデリー地下鉄 バイオレット線のラール・キラー地下鉄駅(Lal Qila)、ジャーマー・マスジド地下鉄駅(Jama Masjid)があります。ラール・キラー駅からラール・キラー入口まで徒歩 3分(260メートル)です。鉄道ではデリー・ジャンクション駅(Delhi Junction Railway Station)、バスでは、012/044/118EXT/120C/120E/164/185/210/213/214/241/258SPL/0261/261/347/348/402/403/404/0405/411/0419/419/425/429/449番などのラール・キラー バス停があります。
 
ラール・キラー地図(Google Map)
 

 
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