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ボロブドゥル寺院遺跡群地図


 ボロブドゥール寺院(英語:Borobudur、インドネシア語:Candi Borobudur、ジャワ語:ꦕꦤ꧀ꦝꦶꦧꦫꦧꦸꦝꦸꦂ)は、 インドネシア中部ジャワ州マゲラン県にある9世紀の大乗仏教寺院で、マゲラン市とムンティラン町の近郊に位置しています。
 灰色の安山岩質の石で造られたこの寺院は、9つの基壇(6つは正方形、3つは円形)が積み重なり、その頂上には中央ドームがそびえています。2,672枚のレリーフパネルと、元々は 504体の仏像で装飾されていました。中央ドームは 72体の仏像に囲まれ、それぞれが穴の開いた仏塔の中に鎮座しています。この遺跡は、壁面や欄干に 1,460枚もの物語を描いたレリーフパネルが飾られた、広大な階段と回廊を通って巡礼者を導きます。ボロブドゥールは、世界有数の仏教レリーフコレクションを誇ります。
 シャイレンドラ王朝時代に建立されたこの寺院は、インドネシア固有の祖先崇拝の伝統と仏教の涅槃観念を融合させたジャワ仏教建築様式を踏襲しています。この遺跡は仏陀を祀る聖地であり、仏教徒の巡礼の場でもあります。考古的証拠によると、ボロブドゥールは 8世紀に建立され、14世紀にジャワのヒンドゥー王国が衰退し、ジャワ人がイスラム教に改宗したため、その後放棄されたようです。ボロブドゥールの存在が世界中に知られるようになったのは、1814年、当時ジャワを統治していたイギリス人領主、トーマス・スタンフォード・ラッフルズ卿が、インドネシアの先住民からその場所を知らされたことがきっかけです。ボロブドゥールはその後、幾度かの修復を経て保存されてきました。最大の修復プロジェクトは 1983年にインドネシア政府とユネスコによって完了し、その後ユネスコの世界遺産(文化遺産)に「ボロブドゥール寺院遺跡群(Borobudur Temple Compounds)」の名称で登録(1991年)されました。
 ボロブドゥールは世界最大の仏教寺院であり、ミャンマーのバガンやカンボジアのアンコールワットと並んで東南アジアの偉大な遺跡の一つです。ボロブドゥールは今でも巡礼地として人気があり、インドネシアの仏教徒はここでウェーサーカ祭を祝います。インドネシアの観光名所の中で、ボロブドゥールは最も多くの訪問者が訪れる遺跡です。
 
ボロブドゥル寺院 イメージ
ボロブドゥル寺院
 
ジャワ島におけるボロブドゥル寺院遺跡の場所が判る地図(Map of Borobudur Temple Compounds, Central Java, Java Iskand, Indonesia)
ジャワ島ボロブドゥル寺院遺跡地図
地図サイズ:640ピクセル X 340ピクセル
 
ボロブドゥル寺院遺跡群
ボロブドゥル寺院遺跡群の観光名所
1. ボロブドゥール寺院 / Borobudur Temple
2. パオン寺院 / Pawon Temple
3. ムンドゥッ寺院 / Mendut Temple
ボロブドゥル寺院遺跡群のホテル
4. プラタラン・ボロブドゥル・ホテル & リゾート / Plataran Borobudur Hotel & Resort:5つ星ホテル
5. サラスワティ・ボロブドゥル・ホテル / Saraswati Borobudur Hotel:3つ星ホテル
6. ホテル・マノハラ / Manohara Resort (Hotel Manohara Borobudur):ボロブドゥル史跡公園内にある唯一のホテル(3つ星ホテル)
 
ボロブドゥル寺院遺跡群地図(Google Map)
 

 
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