イラン：キャラジ - 旅行のとも、ZenTech

キャラジ地図

　キャラジ（カラジュ、英語：Karaj, Iran、ペルシア語：کرج ）は、イラン・アルボルズ州キャラジ郡中央地区にある都市で、アルボルズ州の州都、キャラジ郡の郡庁所在地、中央地区の首府となっており、首都テヘランの北西に位置する街です。キャラジの人口は 1,592,492人（2016年現在）、アルボルズ州では最大都市、イラン国内ではテヘランとマシュハドおよびエスファハーンに次いで 4番目に人口の多い都市です。キャラジにおける最古の居住の証拠は、青銅器時代のテペ・クルヴィンに遡る。この都市はサファヴィー朝およびガージャール朝の支配下で発展し、当時の歴史的建造物や記念碑が数多く残っています。この都市は、多くの樹木、河川、緑の平野などの自然資源に恵まれているため、独特の気候に恵まれています。キャラジはテヘランに次いでイラン最大の移民受け入れ都市であり、「リトル・イラン」の愛称で呼ばれています。
　2016年の国勢調査によると、キャラジ郡の人口は約 197万人でありますが、1,419平方キロメートル（548平方マイル）の郡域の大部分は険しい山岳地帯です。市街地は、テヘラン、マシュハド、エスファハーンに次いでイランで 4番目に大きいです。前回の国勢調査以降、エシュテハルド郡とファルディス郡がキャラジ郡から分離しました。

キャラジイメージ（エマムザデ・タヘル墓地）

　キャラジの観光名所としては、シャー・アッバシ・キャラバンサライ（Shah-Abbasi Caravansary）、メスバフ浴場跡（Mesbah Historical Bath）、スレイマニー宮殿（Suleymanieh Palace）、チャムラン・パーク、イラン・ザミン・パーク、モルヴァリッド宮殿（Morvarid Palace、別名「パール・パレス（Pearl Palace）」「シャムス・パレス（Shams Palace）」、イランの最後のシャーであるモハンマド・レザー・パフラヴィー（日本では「パーレビ国王」）の姉であるシャムス・パフラヴィー王女によって造られた宮殿、1972年築）、キャラジ・ダム（Karaj Dam）、エマムザデ・タヘル墓地（Emamzadeh Taher）などがあります。
　キャラジのホテルとしては、アミール・カビール・ホテル（Amir Kabir Hotel）、サマン・ホテル（Saman Hotel）、パルディス・ホテル（Pardis Hotel）などがあります。

イランにおけるキャラジの場所が判る地図（Map of Karaj, Alborz Province, Iran）

地図サイズ：500ピクセル X 440ピクセル

　キャラジへの交通アクセスは、飛行機ではパヤム国際空港（Payam International Airport）があります。イランの首都テヘランからキャラジまで車で 50分（北西へ道なりで 55km）です。キャラジからマシュハドまで飛行機で 1時間15分です。

キャラジ地図（Google Map）

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