アイルランドの世界遺産 - 旅行のとも、ZenTech

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アイルランド世界遺産

　国連教育科学文化機関（ユネスコ）の世界遺産は、1972年に制定されたユネスコ世界遺産条約に規定されている文化遺産または自然遺産として重要な場所です。文化遺産は、記念建造物（建築物、記念碑的彫刻、碑文など）、建造物群、遺跡（考古学遺跡を含む）から構成されます。自然遺産は、自然的特徴（物理的・生物学的形成）、地質学的・自然地理学的形成（絶滅危惧種の動植物の生息地を含む）、そして科学、保全、または自然美の観点から重要な自然遺跡から構成されます。アイルランド共和国は 1991年9月16日にこの条約を批准しました。
　2025年現在、アイルランド共和国には 2件の遺産が登録されており、さらに 4件が暫定リストに掲載されています。最初に登録されたのは 1993年の「ブルー・ナ・ボーニャ - ボイン渓谷の遺跡群」です。2番目の遺跡である「シュケリッグ・ヴィヒル」は 1996年に登録されました。どちらも、ユネスコの選定基準に基づき文化遺産とされています。
　アイルランド島には他に 2つのユネスコ世界遺産があり、どちらも北アイルランドにあります。「ジャイアンツ・コーズウェーとコーズウェー海岸」と「モラヴィア教会の入植地群（グレイスヒル・モラヴィア人居住地）」で、どちらもアントリム県にあります。

アイルランド世界遺産地図（World Heritage site Map of Ireland）

地図サイズ：600ピクセル X 500ピクセル

アイルランドの世界遺産（全 2箇所）

文化遺産（2箇所）
1. ブルー・ナ・ボーニャ＝ボイン渓谷の遺跡群（ボイン渓谷の遺跡群） / Brú na Bóinne – Archaeological Ensemble of the Bend of the Boyne：1993年、新石器時代の石室墳などの遺跡
2. シュケリッグ・ヴィヒル（スケリッグ・マイケル） / Skellig Michael：1996年、西暦588年にケルト人（初期キリスト教の僧侶）により建てられた修道院
自然遺産
複合遺産

アイルランド政府による世界遺産暫定リスト

文化遺産
- アイルランドのロイヤル・サイト：キャシェル、ダン・エイリン、ユインリーチの丘、ラスクロハン・コンプレックス、タラ・コンプレックス / The Royal Sites of Ireland: Cashel, Dún Ailinne, Hill of Uisneach, Rathcroghan Complex, and Tara Complex
- ケイジ・フィールズ / Ceide Fields
- 西部の石砦群 / Western Stone Forts
自然遺産
- クララ沼 / Clara Bog：泥炭採取による自然破壊により、2009年に候補地から抹消
- キラーニー国立公園 / Killarney National Park
- 北西部のメイヨー沼沢地 / Northwest Mayo Boglands
複合遺産
- バレン / Burren
- クロンマクノイズ / Clonmacnoise

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