バコロド(英語:Bacolod)、正式にはシティ・オブ・バコロド(英語:City of Bacolod、ヒリガイノン語:Dakbanwa/Syudad sang Bacolod、フィリピン語(タガログ語):Lungsod ng Bacolod)は、フィリピン中部のヴィサヤ諸島西ヴィサヤ地方ネグロス島北西部沿岸にある都市(高度都市化都市(HUC))です。2024年の国勢調査時点で、総人口は 624,787人(2015年時点では人口 561,875人)で、ネグロス島地方で最も人口の多い都市であり、ビサヤ地方全体ではセブ・シティに次いで 2番目に人口の多い都市です。
バコロド市は、ネグロス・オクシデンタル州最大の都市であり、州都でもあります。地理的にはフィリピン統計局によって同州に分類されていますが、行政上は独立しています。ドゥマゲテと共に、ネグロス島地方の 2つの地域中心地の一つです。バコロドは、シライ市とタリサイ市を含むバコロド大都市圏の中心地でもあります。また、フィリピンの砂糖産業を管轄する砂糖規制庁の地方事務所もここにあります。バコロドは、フィリピンで唯一、国、地方、州レベルの政府機関が常設されている都市です。
10月の第3週に開催されるマスカラ・フェスティバルで知られ、「微笑みの街」の愛称で知られています。また、ピアヤ、カンシ、ナポレオン、チキン・イナサルといった地元料理でも有名です。
バコロド イメージ(バコロド・ニュー・ガバメント・センター)
バコロドの観光名所としては、キャピトル・パーク(Capitol Park)、バコロド・ニュー・ガバメント・センター(Bacolod New Government Center)、サン・セバスティアン大聖堂(San Sebastian Cathedral、1933年6月23日完成)、バゴロド公共広場(Bacolod Public Plaza)、ネグロス博物館(Negros Museum)、バコロド・アート&ユース・スポーツ・センター(Bacolod Arts & Youth Sports Center、ベイズ・センター(BAYS Center))、アート・ディストリクト(芸術地区、Art District)などがあります。