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台北市庁舎


 台北市庁舎(たいぺい しちょうしゃ、台北市政府庁舎、中国語繁体字:臺北市市政大樓、英語:Taipei City Hall)は、台湾(中華民国)台北市信義区市府路1号にある市政府庁舎で、台北市政府の所在地です。1987年に着工され、1994年に完成・開館しました。建物は「双十」の字をしており、地上12階、地下2階建てです。
 
 1920年に台北市が成立した当初、台北市役所は当初、台北市樺山国民学校の校舎の一部を使用しています。1940年には、現在の行政院中央ビル(日本統治時代の1940年に完成)に移転しました。
 1945年、中華民国による台湾接収後、旧台北市役所は台湾省政府庁舎の本部として使用されました。そのため、新たに設立された台北市政府(省直轄市)は、旧建成小学校(現在の台北當代藝術館)に本部を移転しました。
 1967年に台北市が特別市となった後、管轄区域と人口の拡大に伴い、台北市政府の業務は大幅に拡大しました。旧台北市役所は職員 1,000名を収容できる設備が不足していたため、多くの機関が市外に事務所を借りざるを得なくなり、市民の業務や機関間の調整に大きな不便が生じました。台北市政府は、オフィススペースの分散化に対処するため、1979年8月に「市庁舎建設準備委員会」を設立し、台北市公共事業局新築課がプロジェクトの調整役を務めました。1980年に信義計画区の開発が始まり、台北市政府はこの地を台北市庁舎の建設地に選定しました。
 1987年2月には台北市庁舎本体の建設工事が始まりました。1992年7月1日、台北市政府は「台北市庁舎公共事務管理センター」を設立し、事務スペース、庶務、財産管理、機械・電気・消防設備の保守、警備、入退室管理など、台北市庁舎の公共事務を管理することになりました。1994年3月25日、台北市庁舎が完成し、台北市政府とその関連機関が移転しました。旧台北市庁舎はしばらく空き家となっていましましたが、後に台北當代藝術館(台北当代美術館)と台北市立建成国民中学に転用されました。
 2005年10月15日、台北市政府広報室は「台北の特色ある建築物ベスト10」投票の結果を発表しました。ベスト10に選ばれたのは、台北101美麗華大観覧車中正紀念堂円山大飯店総統府国父紀念館台湾中油本社ビル台北之家(台北電影院、旧アメリカ大使館邸)です。監察院ビルと台北市庁舎はそれぞれ 11位と 12位です。
 
台北市庁舎 イメージ
台北市庁舎
 
台北 台北市庁舎 地図(Map of Taipei City Hall, Taipei)
台北 台北市庁舎 地図
地図サイズ:560ピクセル X 520ピクセル
 
台北市庁舎 地図(Google Map)
 

 
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