ロディ・ガーデン(英語:Lodhi Gardens)は、インドのデリー首都圏ニューデリーにある都市公園です。90エーカー(36万平方メートル)の広さに、ムハンマド・シャー廟(Tomb of Muhammad Shah)、シカンダル・ローディー廟(Tomb of Sikandar Lodi、シカンダル・ローディー(Sikandar Lodi、1457年/1458年生~1517年11月21日没)は、北インドのデリー・スルターン朝、ローディー朝の君主(在位:1489年~1517年)でありデリー・スルターン朝最後の名君とされる王)、シーシャ・グムバード(Shish Gumbad、ローディ王朝の墓、西暦 1489年~1517年の間に建設)、バラ・グムバード(Bara Gumbad、中世の建造物(西暦 1490年築)、金曜モスク(ジャーマー・マスジド)やデリー・スルタン朝の君主シカンダル・ローディーの「メフマン・カーナ」(迎賓館)を含む建造物群の一部、デリーで最も古いドーム屋根の建造物)が設けられています。これらの建造物は、デリー・スルタン朝の後期、サイイド朝(1414n年~1451年)およびローディー朝(1451年~1526年)の時代に遡ります。当時、デリー・スルタン朝の領土は、現在の北インドの一部とパキスタンのパンジャーブ州およびハイバル・パフトゥンクワ州を含んでいました。ロディ・ガーデンは、運動やウォーキング愛好家に人気です。
サイイド朝時代とロディ朝時代の建築物がほとんど残っていないため、ロディ・ガーデンは重要な考古学的遺跡であり、インド考古調査局(ASI)によって保護されています。ロディ・ロード沿いのカーン市場とサフダルジャン廟の間に位置し、デリー市民の朝の散歩に人気のスポットです。