カザフスタン：アクトベ - 旅行のとも、ZenTech

旅行のとも、ZenTech > 海外旅行地図 > 中央アジア地図 > カザフスタン地図

アクトベ地図

　アクトベ（カザフ語：Ақтөбе（Aqtöbe）、ロシア語：Актобе、英語：Aktobe）は、カザフスタン西部のイレク川沿いに位置する主要都市です。アクトベ州の行政中心地（州都）であり、同州の重要な文化、経済、産業の中心地です。2020年1月1日現在、人口は 560,820人、都市圏人口 750,00人（2020年1月1日現在）、カザフスタンではアルマトイと首都アスタナおよびシムケントに次いで 4番目、西部では最大の都市です。面積は約 400平方キロメートル（200平方マイル）と広大で、地域の貿易と商業の中心地として戦略的な位置にあります。海抜 219メートル（719フィート）、北緯 50度17分01秒東経 57度13分47秒です。
　「アクトベ」という都市名はカザフ語で「白い丘」を意味し、19世紀の入植時にこの土地にあった丘に由来しています。入植地が大きくなり、1891年に都市に昇格した際にロシア語の「Актюбинск（アクチュビンスク）」という都市名になりました。その後もソ連時代とカザフスタン独立後も暫くはアクチュビンスクという名称でしたが、1999年にカザフ語を復活させる全国的な取り組みの一環として都市名を「アクトベ」に改称されました。
　アクトベは豊富な天然資源で知られ、アクトベ貯水池とサズディ貯水池という2つの重要な貯水池があり、都市とその周辺地域に不可欠な水を供給しています。アクトベ市の経済は、石炭鉱業、冶金業、石油・ガスの採掘・加工といった産業によって大きく牽引されています。これらの産業はアクトベ市の発展に貢献し、カザフスタンにおけるエネルギー生産と重工業の重要な拠点へと変貌を遂げました。
　アクトベ市のインフラは産業発展とともに発展してきました。道路や鉄道によってカザフスタンや近隣諸国の主要都市と良好な交通網が整備されています。市は急速な都市化が進んでおり、更なる拡大と発展が計画されています。周辺集落を含むアクトベ市の人口は今後数年間で大幅に増加し、約 130万人に達すると予測されています。
　アクトベ市は産業的重要性に加え、文化の中心地としても成長を続けています。様々な文化イベントが開催され、大学や専門学校などの教育機関は、高等教育とイノベーションの中心地としての発展に貢献しています。アクトベは人口増加、経済の多様化、インフラの整備により、今後も成長と発展を続けると見込まれます。

アクトベイメージ（サズディ川沿いにある聖ニコラス大聖堂とヌルガシル・モスク）

　アクトベの観光名所としては、中央公園（Tsentral'nyy Park）、ヌルガシル地域中央モスク（Nurgasyr Regional Central Mosque）、フラム・アルハンゲラ・ミハイラ（聖堂、Храм Архангела Михаила）、アクチュビンスキー・オーブラストノイ・イストリコ＝クラエヴェチェスキー博物館（Ақтөбе Облыстық Тарихи-Өлкетану Музейі）、アブルハイル・ハン（Әбілқайыр хан、記念碑）、サズディ川（Sazdy River）などがあります。

　アクトベのホテルは、ザ・アムステルダム・ホテル、アクトベホテル、イビスアクトベ、ダスタンホテル、ホテルスルタン、イレク・ガスチーニッツァ、ナイスホステル、ガスチーニッツァ・トゥルパル、イビスアクトベ、ゴスチニチニ・コムプレクス・アイハン、サドドルゴレティヤホテル、ホステルヴィクトリヤ、アジアホテル、フラミンゴホテル、S ホステル、エースホテル、バイタユーホテル、サマールホテルなどがあります。

カザフスタンにおけるアクトベの位置が判る地図

地図サイズ：540ピクセル X 340ピクセル

　アクトベへの交通アクセスは、飛行機ではアクトベ空港（Aktobe Airport）、鉄道ではアクトベ駅（Aktobe Railway Station）があります。
　カザフスタンの最大都市アルマトイからアクトベまで飛行機で 2時間25分（直行便、3便/日）、首都アスタナ（ヌルスルタン）から飛行機で 1時間35分（直行便、2便/日）、シムケントから飛行機で 2時間（直行便、2便/週）です。アクトベからオラルまで車で 6時間20分（西北西へ道なりで 480km）、ロシアのウファまで車で 8時間20分（北へ道なりで 650km）です。

アクトベ地図（Map of Aktobe, Republic of Kazakhstan）、Googlke Map

サイト内の関連コンテンツ
アクトベ地図、アクトベ気温、

ページ先頭（カザフスタン：アクトベ地図）へもどる