ラオスの世界遺産 - 旅行のとも、ZenTech

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ラオス世界遺産

　国連教育科学文化機関（ユネスコ）は、1972年に発効したユネスコ世界遺産条約の署名国によって推薦された文化遺産または自然遺産のうち、顕著な普遍的価値を有するものを世界遺産として指定しています。文化遺産は、建造物（建築物、記念碑的彫刻、碑文など）、建造物群、遺跡（考古学遺跡を含む）で構成されます。自然遺産は、自然的特徴（物理的・生物学的形成）、地質学的・自然地理学的形成（絶滅危惧種の動植物の生息地を含む）、そして科学的、保全的、または自然美的観点から重要な自然遺産で構成されます。ラオス（正式名称：ラオス人民民主共和国）は、1987年3月20日にこの条約を批准しました。
　2025年現在、ラオスには 4つの世界遺産が登録されています。「ルアン・パバンの町」は 1995年、「チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群」は 2001年、ジャール平原は 2019年、ヒン・ナム・ノー国立公園は 2025年に登録されました。最初の 3つは文化遺産であり、最後の 1つは自然遺産です。さらに、ラオスは暫定リストに 2つの遺産を登録しています。

ラオス世界遺産地図（World Heritage sites Map of Laos）、2001年時点

地図サイズ：480ピクセル X 640ピクセル

ラオスの世界遺産（全 4箇所、2025年時点）

文化遺産（3箇所、地図の赤マーカー）
1. ルアン・パバンの町（Town of Luang Prabang）：1995年登録、ルアンパバーン県
2. チャンパサック県の文化的景観にあるワット・プーと関連古代遺産群（Vat Phou and Associated Ancient Settlements within the Champasak Cultural Landscape）：2001年登録、ラオス南部にあるクメール王朝のヒンドゥー教寺院遺跡
3. シエンクワーン県ジャール平原の巨大石壺遺跡群（Megalithic Jar Sites in Xiengkhuang – Plain of Jars）：2019年登録
自然遺産（1箇所、地図の緑マーカー）
1. フォンニャ＝ケバン国立公園とヒンナムノ国立公園（Phong Nha – Kẻ Bàng National Park and Hin Nam No National Park）：2003年にベトナムのフォンニャ＝ケバン国立公園が世界遺産に登録され、2025年にラオスのヒンナムノ国立公園が拡張登録されました。これによりベトナムとラオスに跨る世界遺産が誕生しました。
複合遺産

暫定リスト掲載物件

ヴィエンチャンのタート・ルアン（That Luang of Vientiane）：1992年、首都ヴィエンチャン（Vientiane）にあるラオスを代表する仏塔
ナカイ＝ナムトゥン国立公園（Nakai – Nam Theun National Park (NNT NP) ）：2025年、ラオス中部のカムムアン県（Khammouane）とボーリカムサイ県（Bolikhamsai）に跨る国立公園

サイト内にあるラオスに関する地図
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