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ベルリン 博物館島
博物館島(ムゼウムスインゼル、ドイツ語:Museumsinsel、英語:Museum Island)は、ドイツの首都ベルリンの歴史的中心地にあるシュプレー島(Spree)の北部にある博物館群です。ここは首都ベルリンで最も訪問者が多い名所の一つであり、ヨーロッパで最も重要な博物館の一つです。博物館島は、もともと1830年から 1930年にかけて、最初はプロイセン王の命令により5人の建築家の設計に基づいて建設されましましたが、19世紀と20世紀の博物館の建築的、文化的発展の証人として、「ベルリンのムゼウムスインゼル(博物館島)(Museumsinsel (Museum Island), Berlin)」の名称で 1999年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録されました。博物館島は、「旧博物館(Altes Museum)」、「新博物館(Neues Museum)」、「旧国立美術館(Alte Nationalgalerie)」、「ボーデ博物館(Bode-Museum)」、「ペルガモン博物館(Pergamonmuseum)」で構成されています。博物館島の指定にはカール・リープクネヒト大通り(Karl Liebknecht Boulevard)のシュプレー島北側全体が含まれ、歴史的なベルリン大聖堂(Berliner Dom)も、開放的なルストガルテン(Lustgarten、公園)の隣にあります。リープクネヒト大通りの南側には、再建されたベルリン宮殿(Berliner Schloss)があり、2020年にオープンしたフンボルトフォーラム(Humboldt Forum、博物館)が入っています。また、ルストガルテンの西側、シュプレー川の西支流を渡った隣にはドイツ歴史博物館(Deutsches Historisches Museum)があります。ドイツ再統一以来、博物館島はマスタープランに従って再建され、拡張されました。2019年には、新しいビジターセンターとアートギャラリーであるジェームズサイモンギャラリー(James Simon Gallery、6人目の建築家による建物)が博物館島の遺産地域内(新博物館の西側)にオープンしました。
博物館島 イメージ

博物館島は、シュプレー川の北側にあるベルリン国立博物館の一部である、国際的に重要な博物館群の複合施設にちなんで名付けられました。1999年、この博物館群は、社会および文化現象としての博物館の進化と、それに伴う博物館建築の発展を独自に証明していることから、ユネスコの世界遺産リストに追加されました。
- 旧博物館(アルテス博物館)は、1830年8月3日に建設されたときは王立博物館と呼ばれていましましたが、1841年に改名されました。この博物館は、カール・フリードリヒ・シンケルの設計で完成しました。
- 新博物館(ノイエス博物館)は、シンケルの弟子であるフリードリヒ・アウグスト・シュトゥーラーの設計に基づいて1859年に完成しました。第二次世界大戦で破壊されたが、ベルリンのエジプト博物館のためにデイヴィッド・チッパーフィールドの指揮のもと再建され、2009年に再オープンしました。
- 旧国立美術館(アルテ・ナショナルギャラリー)は、やはりフリードリヒ・アウグスト・シュトゥーラーの設計で 1876年に完成し、銀行家ヨアヒム・H・W・ワグナーから寄贈された19世紀の美術コレクションを収蔵しています。
- ボーデ美術館は、シュプレー島の北端にあり、1904年に開館し、当時はカイザー・フリードリヒ美術館と呼ばれていました。彫刻コレクションや後期古代美術、ビザンチン美術を展示しています。
- ペルガモン博物館は、1910年から 1930年にかけて建設され、この博物館には、ペルガモン祭壇やバビロンのイシュタル門など、再建された巨大で歴史的に重要な建物が複数あります。
- ベルリン大聖堂は博物館ではありませんが、歴史的に重要な教会であり、ホーエンツォレルン家の王朝の納骨堂があります。
- ルストガルテン公園
- ジェームズ・サイモン・ギャラリー(James Simon Gallery)は、2019年にオープンしたビジターセンターです。1938年に取り壊されたシンケル設計の 19世紀の「パックホーフ」(サービスビルの倉庫)の跡地に建てられました。
- モンビジュー橋(Monbijoubrücke)
周辺の見所
- フンボルトフォーラムは、コロナ禍(COVID-19)の2020年12月にインターネット上で仮オープン、2021年7月に一般公開されました。ベルリン大聖堂とルストガルテン公園の向かいに位置する再建されたベルリン宮殿の内部にあります。フンボルトフォーラムには、ベルリン民族学博物館とアジア美術館があります。どちらも、16世紀半ばに設立され、同じくベルリン宮殿にあった古代プロイセン美術館の後継機関です。2022年後半、フンボルトフォーラム博物館の最後のセクションである東翼がオープンし、フンボルトフォーラム博物館がついに完成しました。
- ドイツ歴史博物館は、歴史的なツォイクハウス内にあり、I. M. ペイによる増築部分も含め、島のすぐそば、ウンター・デン・リンデン大通り沿いのルストガルテン公園の向かい側(シュプレー川を挟んで西側)にあります。
ベルリン 博物館島地図(Map of Museum Island, Mitte, Berlin, Germany)

地図サイズ:640ピクセル X 480ピクセル
博物館島の交通機関と観光名所
- 博物館島の交通機関
- アム・クプファーグラーベン停留所 / Am Kupfergraben:トラム
- ゲオルゲンスラッセ/アム・クプファーグラーベン停留所 / Georgenstrasse/Am Kupfergraben:トラム
- ハッケッシャー・マルクト停留所 / Hackescher Markt:トラム
- ベルリンの観光名所
- 旧博物館 / Altes Museum
- 新博物館 / Neues Museum:エジプト美術および先史時代の遺物
- 旧国立美術館(旧ナショナルギャラリー、国立絵画館) / Alte National Gallerie:19世紀の彫刻から絵画
- ボーデ博物館 / Bode Museum:彫刻とビザンティン美術
- ペルガモン博物館 / Pergamon-Museum:古代ローマおよび古代オリエント美術
- アム・ルストガルテン / Am Lustgarten
- ベルリン大聖堂(ベルリナー・ドーム) / Berliner Dom
- フリードリッヒス橋 / Friedrichsbrücke
ベルリンにおける博物館島の場所が判る地図

地図サイズ:640ピクセル X 460ピクセル
博物館島地図(Google Map)
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